床の種類

本畳床（稲わら床）

昔ながらの伝統的な稲わら素材を使った畳床。弾力性・保湿性に優れている。産地によって様々ですが、JISに基づいて等級が決められており等級が上がるほどムラがなく、縫い目の細かいしっかりした畳床になります。価格は畳表との組み合わせによって様々ですが、最近ではワラ床は高級素材として使用されています。

　

ワラサンド畳床

ワラ床とスタイロフォームの利点を合わせた畳床。建材床の利点をそのままに、ワラ床の感触が楽しめる畳床として普及しています。

　

建材床

現在の畳床の主流となっています。わらを一切使わずに天然の木質繊維の間にスタイロフォームを挟んだ畳床。繊維の間にたっぷりの空気を含むことによって、防音性に加え、ワラ床の約2倍の断熱性を持つ。また防カビ・防虫の加工が施され、空気中のホルムアルデヒドを吸着し室内を清浄に保ちます（ホルムアルデヒド放散量平均値0.3mg/l以下）。薄畳にも対応できます。

　

高反発床（ハイブリット床）

新開発の製法で、従来の畳以上に柔らかく快適。「座る・くつろぐ・寝る」に最も心地よい柔らかさを追求した新素材。お子様やお年寄りにやさしい踏み心地で、疲れにくく、転倒などによるケガを軽減します。廃棄も環境に配慮した加工で簡易廃材分別が可能。体にも環境にも優しいこれからの新しい畳床です。